F4-1
剪定人とグレネード
「地球環境にとって、人間の活動が脅威である」、そんな認識が世界で広がり始めています。人間中心主義的な世界観では、地球環境はもはや維持できない、そんな風に考える若い世代が増えています。では、非人間中心的な世界観とはどのようなものなのでしょうか? 本特集では、動物、植物、菌類、微生物など、人間以外の視点を想像することから、都市や社会を異なるまなざしで眺めてゆければと考えています。本稿は、SF作家の津久井五月さんによる人間と都市と植物の‘絡まりあい’を描いた創作です。
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Contents
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ああ、また新月の晩がやってきた。
仕事だ。気が重い。気が進まない。
でも、休むわけにはいかない。新月夜を除く大抵の日には、引きこもって飲んで食って眠ってぐうたらと過ごしているのだ。いま働かなくて、いつ働くというのか。働かずにどう飲み食いして、どう寝床を確保していくというのか。
都市剪定人の仕事は、大変な重労働だ。
深夜から空が白むまで、重く嵩張るハサミを抱えて街を駆けずり回るのだ。
まして慢性的に運動不足のわたしなどは、毎月の仕事が終わるたびに「もう二度とやるものか」と固く心に決めるのだが、月が新しくなってもわたしの生活習慣は一向に改まることなく、ゆえにほかの仕事も見つからず、結局はこうして愚痴を言いながらも出かけることになる。数日前からそわそわしてしまい、酒の美味さも3割引きだ。
とはいえ、まあ、賃金はその過酷さに見合っている。
だからこそ月の大半を怠惰に過ごしてしまい、いつまでもこの仕事から抜け出せないという、一種の罠なのだが。
冬場には寝間着にもしているクタクタの作業着を身に着けて、わたしは河川敷に向かった。リュックサックに突っ込んだ剪定バサミが背中に当たる。まだ熱帯夜の範疇に入る、9月の半ば。時刻が22時を回ると人通りは途絶え、車のヘッドライトも見当たらない。新月の夜には早寝するというのが、この都市の人々の暗黙の習慣だ。
工事現場用ライトで照らされた河川敷の野球場には、いつも通り、40人程度が集まっていた。剪定人の数は多いに越したことはないと思うのだが、毎回、学校の1クラスのような人数で、この川沿いの人口密集地を相手にする。剪定人に適した人材というのは、そう多くないらしいのだ。
剪定人の条件。それは、世界との“絡まり”が少ないこと。
なにしろ、都市剪定人とは“絡まり”を切る仕事なのだ。自分自身があれやこれやの係累にまみれていては、動きが鈍る。
「ども、今夜はよろしくっす」
準備をしていると、急に話しかけられた。
わたしはハサミを取り落としてしまった。持ち手の先端が足の親指を直撃し、思わずアアッと声が出た。
「え、大丈夫すか? 驚かせて悪いっす」
振り向くと若い男が立っていた。真新しい作業着に身を包み、ハサミは濡れたように光っている。髪は長い。細い目で笑っている。明らかに新顔だった。
人手不足はどうやら相当深刻らしい。この仕事で、人に気安く声をかけるようなやつと会うのは初めてだった。わたしが戸惑っていると、相手はあっさりと名乗った。
「おれ、クボ・フミオっす。よろしく」
足の先をさすりながら、よろしく、とだけわたしは返した。
そのとき、監督が短く集合の号令をかけた。幸いというか、クボ・フミオはわたしとは別のエリアの担当だった。仕事中におしゃべりなどしている暇はないのだ。
「えー」と監督が言った。「8月半ばから屋外イベントだらけだったので、めちゃくちゃツル、茂ってます。めちゃくちゃ急いで、でも慎重にやってくださいー」
憂鬱だ。
道中で気づいていたが、考えないようにしていたのだ。あらゆる街路が、うねり、地を這い、壁を登り、柱に絡みつくツルでいっぱいになっていた。ちょうど、激しく繁茂するクズやツタが夏の庭を飲み込むように。自分の担当エリアの剪定をこなせるかどうか、分からない。というか、わたしはすでに諦めかけていた。
「よっしゃ、がんばります!」
先ほどのクボ・フミオだけが、明るく返事をした。
††††††
その夜の担当エリアは、駅にほど近い商店街の一帯だった。
自分の仕事の総量を考えると絶望してしまう。わたしは切る、切る、切る、と脳内でつぶやきながら、ひたすらツルを刈り込んでいった。
ツルの海に分け入り、ハサミを差し込んで、切断する。ただ闇雲に切ればいいというわけではない。太くしっかりと育ったツルには手を付けるなといわれている。もじゃもじゃとした、か細く弱々しいツルを切るのだ。その中間の、なんとも判断が微妙なものは、その日の気分や勘で決める。切れ端を地面や壁や柱から剥がし、ある程度の量になったら収集ポイントに運ぶ。それを延々と続けた。
ハサミを閉じる瞬間、アッ、という小さな叫びが聞こえる気がする。
それは、ツルの“絡まり”の記憶だといわれている。
“絡まり”というのは、犬の散歩中に挨拶を交わした飼い主同士のご近所付き合いであったり、その足元のトイプードルと豆柴の淡い発情であったり、豆柴が帰り道で小便をひっかけたエノコログサとそれに水をかけた飼い主の間のあるかないかの縁であったりする。
とにかく、どんな些細な出来事も誰かと誰か、何かと何かの“絡まり”を生み出す。“絡まり”のあるところ、ツルは育つ。何かに根を張って、何かに向かって伸びる。何かと何かを繋げる。“絡まり”が強ければツルは太く育つ。そうでなければひょろひょろと細いままだ。
いずれにしろ、放っておけば“絡まり”の総量は増えるばかりで、街はツルに埋もれてしまう。だから無用な弱い“絡まり”を――細いツルを――切る、剪定人が必要になる。
わたしは黙々と、都市を剪定した。
誰かの恋や友情のきっかけらしき“絡まり”を切ったときには、ああ、すまんな、と思う。道端でゴミを漁るカラスと徹夜明けの労働者の共感とか、そんなものなら、別に切っても困らんだろう、と思う。
ひとつひとつはごく小さな判断と反省だが、それを一晩で何万回と繰り返すと、仕事が終わる頃には頭の芯までくたくたになるのだ。
昔からこんな仕事があるのかどうか、わたしは知らない。
無数のツルの、成就しない“絡まり”の、恨み言が流れ込んでくる。
ああ、疲れる。ああ――。
「おーい、大丈夫すか?」
目の前から声が聞こえるのに、暗くて何も見えなかった。
自分が目を閉じているのに気づいて目蓋を持ち上げると、そこには若い男の顔があった。
「もうちょっと寝かせてください」とわたしは再び目をつむった。
「道路で寝たら風邪ひくっすよ」
道路?
わたしは呻きながら身体を起こした。背中が痛い。腕時計を見ると、深夜3時だった。
仕事の終わりまで、まだ1時間はある。焦って周囲を見回したが、サボりを咎める監督の姿はなかった。静かな街頭の光の中にいるのは、半笑いでこちらを見下ろす男だけだった。
「君は、新入りの――」
「クボ・フミオっす。なんで寝てたんすか?」
「つ、疲れて――」
「夢は見ました?」
「夢? 見てない、見てない」
「えー、夢、見ましょうよ」
えー、と言われても困る。
「夢なんて、最後に見たのが何年前かも分からない」
なぜ真面目に返答してしまったのか分からないが、言葉が口からこぼれた。
クボ・フミオはにやりとした。ちょっと邪悪だと思うほど悪戯っぽい笑みだった。
「じゃあ夢、見に行きましょうよ、今から」
「は? 君、自分の持ち場はどうしたんだ」
「うるさいっすね。ここで寝てたの監督にチクりますよ」
監督は作業量についてはがみがみ言わないが、勤務態度には厳しいのだ。チクられたら位置情報のログを確認されて、賃金カットの憂き目に遭うだろう。次から呼ばれなくなるかもしれない。やめたいやめたいと言っているのに、いざとなると職を失うのが怖かった。
差し伸べられた手を、わたしは握らざるを得なかった。
脅迫者クボ・フミオは、上機嫌でわたしを導いた。担当エリアを離れていく。ほとんど足を向けたことのない、線路沿いの界隈だった。
「実は、最初からあんたには目を付けていたんすよ」
「な、なんで」
「さっき挨拶を返してくれたでしょ。ほら、もうこんな強い“絡まり”ができてる」
わたしとクボ・フミオの間にはいつの間にか、ツタが生えていた。それはわたしの鳩尾のあたりにしっかりと根を張って、腹回りを何周かした後に彼の方へと伸び、その先端で彼の肩に絡みついていた。剪定人としては、切るかどうかちょっと悩むくらいの太さだ。
逆ならまだしも、わたしから彼の方へと伸びているのはかなり癪だった。
「君、一体、何をするつもりなんだ」
精一杯の威嚇を声に乗せたが、無駄だった。クボ・フミオはスピードを上げ、高架下の闇に駆け込む。後を追ったが、たどり着くと、逃げればよかったと後悔した。
そこには、クボ・フミオと同じく不敵な笑みを浮かべた男女がたむろしていたのだ。
「遅いよ、フミオ――その人は?」
年長らしき女性が、低い声で訊いた。
「今、スカウトしてきたんだ。快く協力してくれるってさ」
わたしは反論したかったのだが、謎の十数人を前にして、口をパクパクさせることしかできなかった。
「じゃ、始めよう。そろそろ剪定人が撤収しはじめる頃だ」
全員がばらばらの作業着を身につけていた。いくつか、見覚えのある作業着がある気がしてならない。どこかで――たぶん、剪定人の集合場所で。
戸惑うわたしを置き去りにして、各人が動き出した。
「さあさあ、ぼーっとしてないで」
クボ・フミオがサッとわたしからハサミを奪い、代わりにひと抱えのズタ袋を差し出した。ずっしりと重い。アボカドくらいの大きさの硬い塊が何十個も入っている。中を覗き込み、わたしは腰を抜かしかけた。
戦争映画でしか見たことがない、手榴弾がぎっしりと詰まっていたのだ。
「き、君ら、まさかテロリストかなんかか」
「テロリスト?」とクボ・フミオは笑った。「違う違う。おれたちはタネ屋っす」
「だってこれ、グ、グレネードじゃないか」
「お、さすが。グレネードの語源はタネがいっぱい詰まったザクロの実なんすよね」
そう言いながら、クボ・フミオはグレネードをひとつ手に取った。ヘタの部分に刺さったピンを引き抜き、腕を大きく振りかぶる。そして、プロ野球の外野選手のようになめらかなフォームで、グレネードを投げた。
それは風を切り、ゆったりとした放物線を描いて、高架下から住宅街の方へ飛んだ。わたしが息を呑むと同時に、グレネードは家々やアパートの上空で弾けた。
パンッ、とクラッカーのような小気味良い音がこちらに届いた。
同じ音があちこちから聞こえる。彼の仲間たちが、グレネードを次々と投擲しながら街へと散っていくのだった。
「ちゃんと説明しますから、とりあえず投げてみてください。この街にとって大事な、必要なことなんすよ」
クボ・フミオは、急に真剣な表情を作り、こちらに向き直った。
わたしはなんだかもう考えるのが嫌になってしまった。
気がつけば、引き抜いたピンが左手にあって、右手は身体の前に振り下ろしていた。顔を上げて見つめる先で、わたしの手を離れたグレネードがパンッ、と弾けた。溜まった疲れも少しだけ一緒に弾けたような気がして、すぐに次を手に取った。
「ああ、これで犯罪者の仲間入りか」
「だから、タネ屋だって言ってるでしょ」
グレネードを投げながら、クボ・フミオが応えた。
「タネ屋ってなんだよ」
「言ったでしょ。グレネードにはツルのタネが詰まってるんだって」
「言われてねえよ」
わたしたちは住宅街を抜け、駅前近くに戻ってきていた。空が白みはじめている。目を凝らすと、上空で爆発するグレネードが、きらきらとした粒を撒き散らしているのが分かった。
「ツルって、タネから育ってたのか。迷惑もいいところだ。やっぱ犯罪だろ」
「こんなもんが勝手に生えてくるわけ、ないでしょ」
彼はわたしと自分の間の“絡まり”を指差した。さらに太くなっている。
「それに、犯罪じゃない。“シナプス剪定”って聞いたことあります?」
「ないな」
「シナプスは分かるでしょ」
「……なんとなく」
「シナプスっていうのは、脳みその神経細胞同士の繋がりのことっす。それを刈り込んで減らしていくのが、シナプス剪定」
「なんで切るんだよ。もったいない」
何の話をしているのか分からないままわたしが応じると、クボ・フミオは察しが悪いな、とでも言いたげに目を細めた。
「剪定人の仕事と同じじゃないすか。放っておいたら、繋がるばっかりでごちゃごちゃになっちゃう。だから剪定する。庭木の余計な枝を切ったり、野菜の脇芽を摘んだりするみたいな話っす。実際、大人より赤ちゃんの方がシナプス密度は高いんすよ。おれたちが眠るのも、繋がりすぎたシナプスを刈り込むためだっていわれてる」
「繋がりを減らすと、効率が良くなるってことなのか」
「そう。強い繋がりを残して、弱い繋がりだけを切ることでね。で、脳みそがそうなってるなら、この世界全部がそうなんじゃないかって考えた連中がいたんすよ。世の中を一旦“絡まり”で満たして、そこから余計な“絡まり”を刈り込んでいけば、もっと賢くて効率的な社会を作れるんじゃないかって。そのアイデアをお偉方が本気にした結果、ツルと剪定人が生まれたというわけっす」
「そんなの、ただの思いつきだろ。上手くいったのかよ」
「あんただって、高い賃金をもらってるじゃないすか」
なんだか、わたしはめまいを感じていた。割の良い肉体労働としか考えていなかった仕事の裏に、脳だの社会だの、大げさな事業が隠れていたというのだ。嘘みたいな話だが、わざわざそんな嘘をつく理由も思い浮かばない。
「で、でも、まあ、安心したよ。つまり君らも剪定人の仲間なんだな。タネを撒く別働隊がいるなんて知らなかった。こっちも賃金は良いのか?」
わたしが気安く笑いかけると、クボ・フミオは真顔で首を振った。
「いや、おれたちのタネ撒きは普通に非公認の、非合法活動っすよ」
「は?」
「お偉方はね、一度しかタネを撒かなかったんすよ。賢い社会を一度作ったら、後は定期的に剪定人に手入れさせるだけでいいと考えた。実際、それで特に問題はないっすね」
「じゃあ、どうして剪定人の仕事をわざわざ増やすんだよ」
わたしの問いに、クボ・フミオは初めて、考え込むような素振りを見せた。
「だって……つまんないでしょ」
数秒後、彼はぼそりと言った。
「おんなじような形でずっと固定された世の中なんて。そんな街で暮らしていたいっすか。そんな人間でいたいすか?」
自分のことを言われているような気がしないでもなかった。
「おれたちは、嫌だと思ったんす。いろんな人や生き物やモノと繋がりたい。剪定人なら迷わず切っちゃうような、か細くて無意味な“絡まり”だって大事にしたい。だから、闇雲に繋がって絡まろうとするツルのタネを、こうして撒いてるんすよ」
一気に言い終えると、クボ・フミオは照れくさそうな顔をした。
クサい台詞にこっちまで恥ずかしくなった。
††††††
最後のグレネードを青白い空に投げると、破裂音とともに都市が動き出した気がした。
どこかで玄関ドアが開く音がした。聞き慣れない鳥の声が聞こえた。車のタイヤがアスファルトを擦る音が、次々と聞こえてきた。
時計を見ると、4時半を過ぎていた。剪定人はとっくに点呼を終えて解散しただろう。わたしも普段なら、疲れ切って眠りに落ちている時間だった。
「そういえば今日は、祝日っすね」
クボ・フミオは軽い調子を取り戻し、伸びをしながら言った。
「じゃあ、また来月よろしくっす」
「まだ、仲間になったつもりはないぞ」
すたすたと歩み去っていく彼の背中にわたしは言った。
彼は片手を上げて、ひらひらさせただけだった。
わたしの方は、まだ帰りたくない気分だった。
作業着は汗臭いが、かまうもんか。
高架下でハサミを回収すると、河川敷に向かった。明るいうちに行くのは初めてだった。重い身体を堤防の上まで持ち上げると、斜面を覆う草の上に座った。
うとうとしていたのだろう。太陽はいつもの5倍くらいの速度で昇った。はじめは風の音しか聞こえなかったのが、そこに人々の声が混じってきた。犬や鳥たちの声も。草が揺れる音も。川面で魚が跳ねる音も。
さすがに、そんなに耳がいいわけがない。
夢うつつで目を開くと、河川敷はツルでいっぱいになっていた。
存在と“絡まり”でいっぱいになっていた。
自転車で転んで膝を擦りむいている子供。
草むらで見えない白球を探す少年。
ぴくりともしない釣り竿を握る老人。
どこを見るともなく望遠鏡を覗く男。
バッタを捕まえている女子学生。
腹をすかせた散歩中の犬。
ランニングする男女の一群。
その上を飛び回る小鳥の群れ。
橋の下で死にかけている野良の子猫。
いろいろな存在の間で、ツタが旺盛に伸び、繋がり、絡まり、こんがらがっていた。
人も生き物もなんだかそわそわと何かを探すようにして、河川敷に集まってきているように見えた。わたしもそんなこんがらがりの一部だった。街中にばら撒かれたタネが、わたしたちをここへ、“絡まり”へ、駆り立てたのかもしれないと思った。
「あ、そうだ。言い忘れてたんすけど――」
いつの間にか、クボ・フミオが隣に座っていた。
彼はプシュ、と音を立てて缶ビールを開け、もう1本をわたしに差し出した。
わたしは受け取った。
「脳みそはね、睡眠中にシナプスを刈り込んだ後、今度は勝手にシナプスを繋げはじめるんすよ。普段はなかなか繋がらないような、縁が遠い神経細胞同士をデタラメに繋げて、今じゃない、ここじゃない可能性を探してるんじゃないかっていわれてます。その現象を、なんていうか知ってます?」
わたしもプシュ、と缶を開けた。
「夢」
「正解っす」
剪定され、新たなタネを撒かれたその日、都市はずっと夢を見ていた。
初めて河川敷で飲むビールはうますぎた。

- 津久井五月
- 1992年生まれ。テクノロジーによる人間や社会の変容に関心を持って小説を執筆している。東京大学・同大学院で建築学を専攻。2017年「天使と重力」で日経「星新一賞」学生部門準グランプリ。クマ財団の支援クリエイター1期生。『コルヌトピア』でハヤカワSFコンテスト大賞。2021年「Forbes 30 Under 30」(日本版)選出。主な作品は『コルヌトピア』(ハヤカワ文庫JA)、「友愛決定境界」(『AIとSF』ハヤカワ文庫JA 所収)、「観闇客のまなざし」(『ヴァケーション 異形コレクションLV』光文社文庫 所収)など。
